マグネシウム不足を補うには、どのような食生活を送ったらよいのでしょうか。今回は、マグネシウム不足になりにくい食生活と、マグネシウム不足を手軽に補えるおすすめメニューをご紹介します。

マグネシウム不足になりにくい食生活

マグネシウム不足にならないためには、毎日の食生活が大切です。マグネシウムを多く含む食材は、豆類、魚介類、海藻類、種実類、野菜類などですが、こうした食材で、一体どのような食事を摂ったらよいのでしょうか。

和食中心の食生活にする

食の欧米化と言われ、和食を食べる機会は減っていますが、マグネシウムを多く摂取するなら、和食が適しています。理由は、マグネシウムが豊富な食材は、和食に取り入れやすいものが多いからです。例えば、豆腐などの大豆製品、ひじきやわかめ、しらす干しなどの小魚は、どれも和食向けの食材と言えます。

また、大豆製品や海藻、小魚にはマグネシウムと相互作用のあるカルシウムも含まれているため、マグネシウム不足を補うのに適しています。

急に全部を和食に変えることは難しくても、肉料理を1品魚に変えてみる、和食の副菜を1品食卓に増やしてみる、などちょっとした工夫から始めることもできます。

有機野菜を取り入れる

有機野菜とは、農林水産省の審査に適合するなど生産条件をクリアした安全性の高い野菜のことです。有機野菜は、栄養価も高いため、野菜からマグネシウムを摂取するなら、有機野菜から取り入れるとよりよいでしょう。

おすすめの野菜は、ほうれん草、枝豆、オクラ、ゴボウなどで、これらはマグネシウムの他、マグネシウムの働きを助けるカルシウムも含まれています。